禁煙外来

禁煙したい方へ

禁煙後のメリットについて

「長年にわたりたばこを吸っているから、今更禁煙しても遅い」と思っていませんか?
それは誤解です。たばこをやめた時点から様々なメリットを実感することが出来ます。
目覚めが良くなったり、口臭がなくなったり、さらにはご自身だけでなく周囲が不快に感じることもなくなり、日常生活の中でたくさんの効果を実感することが出来ます。

  • 1~2ヶ月

    1~2ヶ月

    慢性気管支炎の症状
    (咳、痰、喘鳴)が改善

  • 1年

    1年

    軽度・中度のCOPD患者で肺機能が改善

  • 2~4年

    2~4年

    心臓の病気※のリスクが、タバコを吸い続けている人に比べて、かなり低下
    ※狭心症は心筋梗塞といった冠動脈疾患

  • 10~15年

    10~15年

    咽頭がんのリスクが、タバコを吸い続けている人より、60%も低下

  • 10~19年

    10~19年

    肺がんのリスクが、タバコを吸い続けている人より、70%も低下

  • 20年

    20年

    口腔がんのリスクが、タバコを吸わない人と同じに

すぐ禁煙.jp参照:https://sugu-kinen.jp/learn/benefit/

治療の流れ

受診時期 治療内容
治療前の問診・診療 禁煙治療のための条件確認
初回診療 ①診察
②呼気一酸化炭素濃度の測定
③禁煙実行、継続に向けてのアドバイス
④禁煙補助薬の処方
再診1(2週間後)
再診2(4週間後)
再診3(8週間後)
再診4(12週間後)

費用について

健康保険証などの適用について

2006年4月より禁煙治療が保険適用されることになりました。
これは喫煙を単なる習慣や思考と考えるのではなく、ニコチン依存症という病気として捉え、必要な治療を行うという考え方です。治療は一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも受けることが出来ます。
また、過去に治療を受けた方も、前回の治療の初回診察日から1年経過していれば再度適用することが出来ます。

ニコチンパッチの場合 バレニクリンの場合
費用 自己負担額(3割の場合) 費用 自己負担額(3割の場合)
総額 42,760円 12,830円 63,660円 19,090円

禁煙治療の種類

禁煙治療には主に「飲む」、「貼る」、「噛む」3タイプの方法があります。
それぞれの特徴を元に、患者さまに一番最適な治療法をご提案させて頂きます。

方法 飲む 貼る 噛む
薬名 バレニクリン ニコチンパッチ ニコチンガム
保険 保険適用 保険適用 薬局・薬店処方せんなしで購入可
特徴
  • ニコチンを含まない飲み薬
  • 医師の処方が必要
  • 離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑えることが出来る
  • 薬局、薬店で購入するタイプと医師に処方してもらうタイプがある
  • 貼るだけなので簡単
  • ニコチンを皮膚から吸収
  • 離脱症状を抑制
  • 薬局、薬店で購入する
  • ニコチンを含まない飲み薬
  • 口の中の粘膜からニコチンを吸収
  • 口さみしさを紛らわせる
方法
  • 禁煙開始の1週間前から飲み始め、12週間服用
  • 毎日1枚皮膚に貼る
  • 禁煙開始日から使用し、8週間の使用期間を目安に貼り薬のサイズが大きいものから小さいものに切り替えて使用
  • 禁煙開始日から使用し、12週間の使用期間を目安に使用個数を減らしていきます。

喫煙によりリスクが高くなる病気

全身への影響

たばこはがんの発生に影響があると報告されていますがそれ以外にも様々な健康被害を及ぼします。

タバコの健康への影響

参照:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

女性の喫煙

たばこは美容の大敵です。ニコチンの作用により血行が悪くなるため肌荒れ、しみやしわなどができやすく、皮膚の老化が早くなります。
また、卵巣機能に深く関係があります。女性ホルモンの分泌が減少し、月経不順や不妊症のリスクが高くなります。
妊娠中の喫煙は厳禁です。低体重出産や早産、流産の可能性が高くなります。

受動喫煙

たばこには喫煙者が直接吸い込む主流煙と、火のついた部分から出る副流煙があり、身体に悪い有害物質は実は副流煙の方に2倍以上含まれていることがわかっています。
たばこを吸わない方でも周囲に喫煙者の方がいることで副流煙を吸って、健康に影響を及ぼします。(受動喫煙)
お子さまがいるご家庭は特に注意しましょう。小さいお子さまにも影響を及ぼし、風邪をひきやすくなったり、肺炎などを起こしやすいと言われています。

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