循環器内科

循環器内科について

2~4年心臓や血管の病気を診療します。
動脈硬化を進行させる高血圧・脂質異常・糖尿病などを早めに治療することで、心筋梗塞・脳梗塞など重篤な病気の予防にもつながります。

専門医による診療時間について

当院は循環器内科専門の医師による診察を行っています。
専門医による診察は以下の日程表をご確認ください。

診療時間
9:00-13:30
15:00-18:00
専門医より

血圧や胸の症状が気になった時にはお気軽にご相談ください。
診断に基づき生活指導おや内服治療を行います。
(高度医療機関での精密検査が必要な場合にはご紹介させて頂きます。)

このような症状でお困りの方へ

  • 胸の重圧感
  • 胸が痛い、締め付けられる
  • 脈が速くなる、遅くなる
  • 息が切れやすくなった
  • 動悸がする
  • 手足がしびれる
  • 手足がむくむ
  • めまい、ふらつき

上記の症状は、循環器疾患の可能性がありますので検査が必要です。
症状によっては緊急を要する病気の場合がありますので、異変を感じたら早めに医師に相談しましょう。

疑われる疾患について

高血圧

一時的な血圧の上昇ではなく、慢性的に血圧が高い状態が続いていることを高血圧症といいます。ほとんど自覚症状がないため、放置していると心疾患や脳血管障害など命に係わる重篤な病気を引き起こす可能性があります。
症状がひどい場合は、頭痛や肩こり、めまい、動悸、息切れなどが出る場合もあります。
血圧を測る習慣をつけ、自分の数値を知っておくことが大切です。

成人における血圧値の分類
分類 診察室血圧 家庭血圧
収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧
正常血圧 <120 かつ <80 <115 かつ <75
正常高値血圧 120-129 かつ <80 115-124 かつ <75
高値血圧 130-139 かつ/または 80-89 125-134 かつ/または 75-84
Ⅰ度高血圧 140-159 かつ/または 90-99 135-144 かつ/または 85-89
Ⅱ度高血圧 160-179 かつ/または 100-109 145-159 かつ/または 90-99
Ⅲ度高血圧 ≧180 かつ/または ≧110 ≧160 かつ/または ≧100
(孤立性)
収縮期高血圧
≧140 かつ <90 ≧135 かつ <85

(日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会 編:高血圧治療ガイドライン2019.P18,2019より転載)

診察室血圧に基づいた脳心血管病リスク層別化
高値血圧130-139/85-89mmHg Ⅰ度高血圧140-159/90-99mmHg Ⅱ度高血圧160-179/100-109mmHg Ⅲ度高血圧≧180/≧110mmHg
リスク第一層
予後影響因子がない
低リスク 低リスク 中等リスク 高リスク
リスク第二層
年齢(65歳以上)、男性、脂質異常症、喫煙のいずれかがある
中等リスク 中等リスク 高リスク 高リスク
リスク第三層
脳心血管病既往、非弁膜症性心房細動、糖尿病、蛋白尿のあるCKDのいずれか、または、リスク第二層の危険因子が3つ以上ある
高リスク 高リスク 高リスク 高リスク

JALS スコアと久山スコアより得られる絶対リスクを参考に、予後影響因子の組合せによる脳心血管病リスク層別化を行った。
層別化で用いられている予後影響因子は、血圧、年齢(65歳以上)、男性、脂質異常症、喫煙、脳心血管病(脳出血、脳梗塞、心筋梗塞)の既往、非弁膜症性心房細動、糖尿病、蛋白尿のある CKD である。

(日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会 編:高血圧治療ガイドライン2019.P50,2019より転載)

血圧の正しい測り方

内科

  • 朝と夜に測定しましょう。
    食事や薬を飲む前に1~2分座って安静にした後に測りましょう。
    ※朝:起きて1時間以内、排尿を済ませた後
    ※夜:就寝前、1~2分座って安静にした後
  • 上腕用を使用しましょう。
    手首用や指先用の血圧計は誤差が出やすいため、できるだけ上腕用を使用してください。
    腕帯を心臓の高さにして測ります。
    ※手首や指のタイプは測定部位が心臓の高さになるように注意しましょう。
  • 家庭血圧では、135/85mmHg以上を高血圧の基準と考えましょう。

不整脈

不整脈不整脈とは、脈のリズムが遅くなったり、速くなったり一定ではなく不規則な状態のことを言います。
不整脈の原因は、ストレスや加齢などの生理的なものと病気によるものがあり、必ずしも心臓の異常が原因とは限りません。
不整脈の診断には心電図検査を行います。症状が時々であれば24時間心電図を記録するホルター心電図検査を行います。
症状によってはエコー検査を行い、心疾患の有無を調べたり、血液検査によって危険因子を調べます。

こんな症状ありませんか?
  • 突然胸のあたりが苦しくなる
  • 脈を打つ間隔がバラバラ
  • ドドドドドッという早い鼓動を感じる
  • 目の前が暗くなるようなめまい
  • 動いたときに息切れを感じるようになった
  • 強い動悸

狭心症

狭心症とは血管が狭窄して血液が十分流れないことにより酸素不足によって発作が起こる病気です。
狭心症の症状は、心臓が締め付けられるような痛みや、重く感じるような圧迫感があります。

心筋梗塞

心筋梗塞動脈硬化により心臓に血液を送ることが出来なくなり、心筋が酸素不足になり壊死を起こしてしまう状態です。
突然死の原因にもなる恐ろしい疾患です。
心筋梗塞の原因となる「動脈硬化」を予防しましょう。動脈硬化は心筋梗塞だけでなく脳卒中や腎不全など様々な病気を引き起こします。

動脈硬化の要因
  • 高血圧
  • 喫煙
  • コレステロールが高い
  • 肥満
  • 糖尿病、血糖値が高い
  • 加齢(40代以上から要注意
動脈硬化を予防するには?
  • 適度な運動を取り入れる
  • 禁煙を心がける
  • アルコールの過剰摂取は控える
  • 規則的な食事(朝食、昼食、夕食)
  • 睡眠をしっかりとる
  • ストレスをためない

心不全

心不全は、高血圧や心筋梗塞、心筋炎など心臓の様々な病気が原因となり、引き起こされる状態の事をいいます。
心不全になると心臓の全身に血液を送り出す機能がうまく働かず、血液の循環が悪くなってしまいます。
高血圧や糖尿病などが心不全を引き起こす引き金になるため、食事や生活習慣に気をつけることが大切です。

脳血管障害

脳血管障害 脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、脳に血液や酸素が届かなくなり脳神経系の機能に障害が起こる病気です。症状を発症すると緊急を要する疾患もあるため、注意が必要です。
脳血管障害の原因として、高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈、喫煙などがあげられます。
治療や予防の基本は、生活習慣の改善と定期的な健診です。CTやMRIで早期発見される場合もありますので、定期的な健康診断等を行い予防を心掛けましょう。

主な脳血管障害
  • 脳出血
    (血管が破れる)
  • 脳梗塞
    (脳の血管が詰まる)
  • くも膜下出血
    (動脈瘤が破裂する)
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