呼吸器科・呼吸器内科について
咳が止まらない、息が苦しいなど呼吸の異常や、肺や気管支についての疾患や症状を診療します。
咳が続き風邪がなかなか治らないと悩んでいませんか? それは風邪ではないかもしれません。
専門医による診療時間について
当院は呼吸器科専門の医師による診察を行っています。
専門医による診察は以下の日程表をご確認ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
9:00-13:30 | / | / | / | / | / | ● |
15:00-18:00 | / | / | – | / | / | – |
専門医による診療時間について
当院は呼吸器内科専門の医師による診察を行っています。
専門医による診察は以下の日程表をご確認ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9:00-13:30 | / | / | / | / | / | / |
15:00-17:00 | ● | / | – | / | / | – |
専門医より
胸部レントゲン、CT、呼吸機能検査などで診断していきます。
疾患によって様々ですが、内服治療、点滴治療、吸入治療等を行います。
このような症状でお困りの方へ
- 咳が止まらない
- 咳が長く続く
- 咳で眠れない、目が覚める
- 風邪が治らない
- 痰が絡む
- ぜんそくと言われたことがある
- アレルギー体質
- 呼吸音がヒューヒューする
- いびきがうるさい
- 寝ている時にむせる
- 呼吸が乱れる、息苦しいなど
少しでも異変を感じ方は、呼吸器疾患が隠れているかもしれません。
「ただ疲れているだけ」、「いつものこと」と思わず、早めに医師に相談しましょう。
疑われる疾患について
喘息(ぜんそく)
咳が出て止まらない、咳をするとゼーゼー・ヒューヒューと音が鳴る、呼吸が苦しくなるなどの症状があれば喘息の疑いがあります。
小さいお子さまから大人の方まで喘息の疾患をもつ年齢は様々です。小さいお子さまはほとんどがアレルギーが原因であるとされています。
大人の喘息の方の中で、大人になって初めて発症したという方は6~8割で、原因は様々であり明確に特定できない場合が多いと言われています。
喘息の主な原因
アレルギーとなるもの | アレルギー以外の原因 |
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喘息の予防策
- こまめに換気をする
- 布製を避ける(絨毯など)
- 寝具はこまめに洗濯する
- ほこりをためない
- 毛のある動物は避ける
- マスクをする
- 喫煙を避ける
- アルコールを避ける
- ストレスをためない
- ゆっくり入浴する
- 食生活に気をつける
- 無理のない適度な運動
また、風邪やインフルエンザなど感染症は喘息を悪化させますので注意しましょう。
気管支炎
気管支炎とはその名の通り気管支に炎症を起こしている状態です。
発熱や全身の倦怠感など風邪のような症状から始まり、咳や痰がひどくなっていきます。
気管支炎の原因は、インフルエンザ等に感染しそのウイルスや細菌などのが上気道に炎症を起こし発症します。
症状にもよりますが、炎症を抑えるための薬や抗生物質など内服治療を行います。喫煙をされている方はまずは禁煙をすることで症状も早く軽減されます。
気管支炎には急性と慢性の2種類があり、それぞれ発症する原因が異なります。
慢性気管支炎と急性気管支炎
慢性気管支炎 | 急性気管支炎 | |
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原因 |
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症状 |
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肺炎
肺炎は風邪と違って命に関わる病気です!
肺炎の症状は風邪と似ているため症状だけでは見極めることが難しいと言われています。しかし肺炎と風邪は全く異なる病気で、大きな違いは感染がおこる場所です。
風邪は鼻や喉などから炎症を起こして発症しますが、肺炎は主に肺の中の感染症であり、肺胞という場所に炎症が起こります。
肺胞に炎症が起こると、息苦しさや呼吸困難にいたり、入院が必要なほど重症化する場合があります。
特に高齢者の場合は、発熱やせき、たんなどの症状もあまり見られず、気づかないうちに肺炎が重症化する危険性もあります。体調がおかしい、食欲がない、元気がない等いつもとは違う様子の場合は、早めに医師に相談しましょう。
肺がん
肺がんの原因で代表的なものが喫煙と受動喫煙です。たばこには多くの発がん性物質が含まれており、肺がんの発症を促します。
その他にも、大気汚染、アスベスト、アルミニウムやヒ素などの化学物質が原因であると言われています。
肺がんの主な症状
- 咳
- 息切れ、息苦しさ
- 呼吸困難
- 体重減少
- 痰、血の混じった痰 など
肺気腫
肺がんと同じく喫煙が主な原因と言われています。
肺気腫は、肺胞の組織が破壊され、空気が溜まりをうまく息が吐けず息苦しくなります。少し動いただけでも息切れがするなど呼吸困難を引き起こします。
喫煙者の中でも特に、喫煙歴が長く本数が多い方は肺気腫になる傾向が高いと言われています。また、非喫煙者であっても受動喫煙の状況が長い場合は発症する可能性があります。
睡眠時無呼症候群(SAS)
日本人の約1-3%が罹患(約250万人)、男性は女性の約5倍発症しています。
肥満や、顎の骨の形等が原因となり、のどの空気の通り道が塞がり、睡眠時に10秒以上呼吸が停止(1時間に5回以上)します。
生活習慣病の予防(SASは万病のもと)、眠気による事故(特に車運転中)や労働災害の防止のため治療が必要です。
睡眠時無呼吸症候群の症状
- いびきがうるさい
- 睡眠中息が止まる、呼吸が乱れる
- 息苦しくなり目覚める
- 日中の眠気がひどい
- 記憶力や集中力が低下してきた
- 息切れが多い
睡眠時無呼吸症候群の治療方法
当院ではCPAP(持続陽圧呼吸療法)装置を取り扱っています。
CPAP療法は装置からホースとマスクを介して処方された空気を気道に送り、常に圧力をかけて気道が塞がらないようにします。この療法を適切に行うことで睡眠中の無呼吸やいびきが減少し、症状の改善が期待されます。
検査を行い一定の基準を満たせば保険が適応されます。